ご挨拶

暮らしを支える福祉機器。
常に一歩先の未来を見つめていきたい。

今仙技術研究所は、電動車いすや骨格構造型義足などの研究開発・製造販売を行う、総合福祉機器メーカー・研究開発機関です。
弊社の歴史は、1971年に今仙電機製作所の医療器具部として発足したことに始まります。労働災害や交通事故で身体障害を負う人が続いた当時、「日本の生活様式に合うものを、Made in Japanのクオリティで生み出そう!」と研究開発・製造販売がスタートしました。

1971年に日本初となる電動車いすを販売したことをきっかけに、今日まで半世紀にわたって、電動車いすや義足、歩行支援機の研究開発・製造販売を、コツコツと地道に続けてまいりました。
福祉機器は、「人のための道具」である以上、安全で快適で、扱いやすいものでなくてはなりません。からだのつくりも障害も、ライフスタイルも、一人ひとりそれぞれ違います。我々は製品を通して、その人の想いに応え、暮らしを支え、体と心の良きパートナーになりたいと願っています。

近年は、障がい者スポーツの振興のために「カーボン製スポーツ用義足板バネ」の研究開発にも注力しています。高い設計技術と、最先端の人間工学、スポーツ科学を融合させたMade in Japanのスポーツ義足で、スポーツレクリエーションへの参加を促し、障がい者の生活の質の向上を目指します。

人をみつめ、暮らしを支える福祉機器をこれからも丁寧につくり続けていくこと。
「驕らず、焦らず、諦めず」の精神で、人々の暮らしを支える製品を生み出すこと。
これが、我々の使命です。
今仙クオリティの福祉機器を通して、その人が見える景色を少しでも広げていけたなら、これほど嬉しいことはありません。

株式会社 今仙技術研究所
取締役社長 棚橋 浩